8/28のイベントから配布してるおまけカードのアレ。
結構たくさん作ったので冬以降も配布してそうな勢い(笑)
で、↑何が書いてあるかというと、Xepherで展開されてるテキストではなく
独逸語の詩。(趣味) |
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格子の桟の間の円球。 瞼が瞬き 漕ぎ上がり まなざしを解き放つ 泳ぎ手である虹彩(イリス)が夢を追われ光を無くす―――― 灰色をした空が 空虚が まぢかにあるに違いない。 鉄の受け口に斜めにささり、 煤をあげるこけら。 光覚によって 君は魂のあり方をおしはかる。 (もし僕が君のようだったら。君がぼくのようだったら。 ぼくらは同じ 風のもとに 立ってはいなかったか? ぼくらは今は他人同士だ) 石だたみ。その上に 身を寄せ合って、二人の 心の灰色をした水たまり。 二つの 口いっぱいの沈黙。 |
Sprachgitter / P.Celan - 言葉の格子/ツェラン - |
この色の一文は本にちょろっと載せました。 イリスは虹彩。ギリシャ神話では虹の女神。 ぶっちゃけ脳内設定での名前の由来はこれ。語感がお気に入りなのですよ。 |